2022年9月7日 ~9月9日
2年以上に及ぶ新型コロナウイルスの流行やOT/IoTテクノロジーの進歩、世界各地で発生した工場へのサイバー攻撃の報告など、製造業におけるOTセキュリティ対策の重要性については広く認知されるようになってきた。
本夏には、経済産業省より工場向けのセキュリティガイドラインが正式公開される予定であり、サイバーセキュリティへの取組状況によってはサプライチェーンからの締め出しが起きるなど、経営的なインパクトもますます大きくなっている。
では、これからOTセキュリティ対策を担う企業は何から手をつければよいのだろうか?
Secure OT Summit 2022 - 明日から始めるOTセキュリティの第一歩 -
工場や重要インフラのサイバーセキュリティの最前線で取り組む研究者や先駆的企業の担当者を招き、各社の具体的な取り組み内容の紹介に加え、参加者の皆様が明日からすぐに始められる施策は何か、OTセキュリティの第一歩について議論していく。
※個人名義、競合製品の取り扱い企業およびその関連会社、また勤務先メールアドレス以外など、本イベントの対象以外の方からのお申込みは、ご参加をお断りさせていただく場合がございます。
渡辺 研司 氏
名古屋工業大学
大学院社会工学専攻
教授
日々の社会経済活動の基盤となる重要インフラ事業における大規模システム障害発生やサイバー攻撃が頻発化する昨今、サイバー・フィジカルセキュリティの実効性を高める動的なセキュリティマネジメントが求められます。本講演では、情報システム・人間・業務プロセスの三位一体となったマネジメントの枠組みを概説します。
塚本 大介 氏
経済産業省
商務情報政策局 サイバーセキュリティ課
課長補佐
青山 友美 氏
Cognite AS (コグナイト) Principal ICS Security Researcher
IPA情報処理推進機構 産業サイバーセキュリティセンター(ICSCoE)
専門委員
名古屋工業大学 社会工学専攻 特任助教
佐々木 弘志
フォーティネットジャパン合同会社
OT ビジネス開発部
部長
産業制御システムを取り巻くサイバーリスクは日々変化している。脅威に対してリアクティブに対応を設計するのではなく、ビジネスを支える基幹機能・プロセスを確実に守る能動的な防御戦略が必要だ。本講演では事業被害を中心にサイバー防御を構築するCCEのフレームワークと、その特徴を紹介する。